2009年11月28日土曜日

3時10分、決断のとき




原題 ”3:10 to Yuma”(2007)

久々に面白い西部劇を観ました。
強盗団の頭領のラッセル・クロウと退役軍人のクリスチャンベール、個人的には強盗団のNo2役のベン・フォスターの演技が凄くよかったです。

人を信じられない強盗団の頭領「ウェイド」を、片足を失って「正義」にコンプレックスを隠した退役軍人「ダン」が護送に同行することになる話なんですが、劇中、二人の関係に無駄な説明はありません。
演技で、表現しているんです。

それが、静かで、怖く、なんとも心地いい雰囲気を出してるんですね。

孤独に生きていたウェイドは、ときに強盗団とは思えない人間味をだし、ときには、強盗団の頭領らしい恐ろしい一面がでる。

ダンは静かに正義を貫こうとしますが、頭領の話に動揺する弱い面がある。

また、強盗団のNo2のチャーリーは、ウェイドを尊敬、崇拝していて、是が非でも奪い返そうとする。

この3人の関係がラストでハッキリと決着がつくんですね。
僕には、この3人の関係が一番印象的でした。

この他にも、色々な見方ができる映画だと思います。
ダンと子供の関係だとか、出てくる主要な登場人物には、皆、思い入れしそうな映画でした。
西部劇が苦手な方でも、楽しめる映画だと思います。
男くさいんですけどね。

以下、「3時10分、決断のとき」Wikipedia抜粋
ストーリー 
物語の舞台は、南北戦争が終わってまだ間もないアリゾナ準州である。北軍の一員として従軍し、片足を失って退役した牧場経営者ダン・エヴァンズ。彼の牧場は、その存在を疎ましく思う町の有力者とその部下たちによって様々な嫌がらせを受けていた。
そんなある日、ダンは有力者と交渉するためにビスビーの町に赴く。その道すがらダンは無法者ベン・ウェイド率いる強盗団と遭遇、そして彼らに襲撃された駅馬車を発見する。ダンはただ一人生き残ったピンカートン探偵社に所属する賞金稼ぎを救助する。
有力者との交渉は惨憺たる結果に終わったものの、ダンは酒場で寛ぐベンが保安官たちに捕まる現場に居合わせる。ベンの強盗団によって度々損害を蒙っていた鉄道会社の重役は、彼を縛り首にするため明後日の〈ユマ行き3時10分発〉の汽車に乗せようとする。ベンをコンテンションの駅まで護送する一行に、ダンも同行を願い出る。

2 コメント:

チンク on 2009年11月29日 0:47 さんのコメント...

ちょっと古いやつかと思いましたよ。
カバーのセンスがザ西部劇って感じなんで。

sufer666 on 2009年11月29日 0:59 さんのコメント...

1957年の「決断の3時10分」って映画のリメイクらしい。
原作は観たことないけど、昔の西部劇よりは緊張感もアクションもスピード感も違うから観やすいよ。

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