原題 ”Nuit et brouillard”1955年
ナチスドイツによるホロコーストを写したドキュメンタリー映画です。
32分と非常に短い映画ですが、インパクトは普通の映画以上に残ります。
ドキュメンタリー映画なので、実際の現場の写真や動画を使用しています。
この映画は、「ナチス」や「ジュール」(ユダヤ)などの言葉が出てきません。
対象は、もちろんそれなのですが。
おそらく、「その時にただ起こったこととして捉えて欲しくない」という、監督の願いがあるのでしょう。
人間は残酷ですね。
「上からの命令には背けない」
もちろん「シンドラーのリスト」のようなこともあったのでしょうけれど、大多数の人は恐怖に支配されてそれを行ったと思うと本当に恐いです。
相当ショッキングな映像が流れます。やはり作り物の映画とは違います。
この辺りに弱い人は観ない方が良いと思います。
別物のようですが同じような本も出版されているようなので、そちらの方が良いかもしれません。
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