
海外のコメディーいわゆるシットコム形式のもので楽しめるものは、お笑い文化の違いからかあまりないような気がしますがこれは別格でした。天才的に面白かったです。
たとえばフレンズやフルハウスのような典型的なシットコムでは、笑いのポイントが決まっており、しかもその後に観客の笑い声まで入ってくるのがお決まりだったのですが、このArrested Developmentではちょっと違います。
観客の笑い声はなく、俳優も笑いを取りにきているというよりも、登場人物のキャラをうまく使って自然に笑わせてくれるのでテンポ良くドラマのように楽しめます。
ストーリーは父の経営している会社に勤める主人公マイケルブルースが、父の逮捕をきっかけに一人で家族全体の面倒を見なくてはいけなくなるといった内容です。なぜかというとこのマイケルを取り巻く家族が個性的、自由奔放でどうしようもないダメ人間ばかりだからです。そのくせみなそれぞれは自分が正しいと思っているからやっかい。
特にハマったのは長男のジョブと長女の旦那トバイアス。なんちゃってマジシャンで働く気ゼロのジョブは自分のマジックのために会社のクルーザーを沈めたりとにかくメチャクチャ。俳優を目指すこちらは才能ゼロのトバイアスは、精神分析医としてまじめに世界初アナルピスト(アナリストとセラピストをくっつけたらしい)と名乗っていたほどのすばらしい頭脳の持ち主。
とにかく一生懸命家族を支えようとしているマイケルに対して自分たちの損得しか考えない家族たちとのやり取りが絶妙で笑わせてくれます。
また、本編は実はナレーションが入って展開しているのですが、これがまた第三者目線で色々なインサートを使ったりしていて以外と凝ったつくりになっています。
残念な事に本作はシーズン3で本国で人気が出ずに終わってしまいました。しかも日本版DVDが出ていませんが、2010年に映画化されるそうなのでそれにあわせての日本版発売またはTV放送を期待しましょう。
もう一つの手段としては、英語が得意な方もしくは、勉強したい方は輸入版DVDをAmazon.UKから購入するという手もあります。簡単に異常なほど安く手に入りますのでオススメです。
今後Amazon.Ukでのショッピング方法についても書いていくつもりですので、またそちらで詳しくお話しします。
日本語訳
(妻)~氏はハンサムで仕事が出来る男、そして私は...そのどちらとも縁がなかった。
(夫)私が精神分析医(アナリスト)とセラピスト二つの肩書きを持ってたのを忘れたのか?
世界で始めてのアナルピストだったんだ!
(妻)その肩書きの名刺で逮捕されかけたよね~
(夫)文字にしたのが良くなかった。けどそれを止めたのは警察に取調べされたからじゃない、
子供の教育上でだ!
分かりますか?少し下品ですけど。
5 コメント:
初投稿がドラマとは驚いた。
貼ったYoutubeが、英語でわからないぜ。
アナリストとセラピストがどうしたって?
解説してくれー。気になる。
訳ありがとう。
合体の仕方がひでーw
二つくっつけてアナルピスト。
菊の穴の専門医。
analystとanalだと先頭のaの発音が全然違うんですよね。
だからきっとしゃべる分には問題ないのかもしれないけど、
名刺上だとどっちかわからないだと思います。
もちろん後者だと日本語からもわかるように非常に下品。
これはホントに面白かったですよ。
もっと長くやって欲しかった。
なるほど。
だから名刺で逮捕されかけたのね。
これ字幕とか吹き替えでも表現しにくいね。
別のギャグにされそうだな
コメントを投稿