2009年12月28日月曜日

The Bridge / Sonny Rollins

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ソニーロリンズが62年にRCAビクターから出した「The Bridge」です。

一時活動休止からのカムバック作だそうで今作がロリンズ60年代初の吹き込みらしいです。

ロリンズと言えばやはり「サキソフォンコロッサス」が有名ですが、私はこちらの方をよく聴きます。


「サキソフォンコロッサス」は誰でも楽しめる耳に残る歌心あるメロディーが印象的ですが、その分じっくりと耳を傾ける聴き方にはあまり向いてないような気がします。
もうなんというか体が反応してしまうからです。

一方今作は、もちろんメロディーの良さもあるのですが、なんというかじっくりと他に何もしないで聴き入りたくなるようなそんな魅力を持っています。
選曲のせいもあるのでしょうが、リラックスした懐の深さみたいなもの一音一音から感じますし、洒落てて粋なんです。


またギターのジム・ホールがまた良い仕事をしています。
指板の上を指が踊っているような印象をあたえる軽快で透った音は、また場をわきまえる事を知っていて間の使い方が非常に上手いです。
ソロも良いのですが、ロリンズのアドリブの間を跳ねるような滑り込むようなバッキングは絶妙で全編に渡って曲を潤しています。


ロリンズのインプロヴィゼーションは自由自在で発送力、表現力も聞き手として私は素人ながらすごいと思います。
でもなによりすごいのは出てくる音が本当に生き生きとしたメロディだということだと思います。


私はジャズにはまだあまり免疫がなく、本当に気に入って何度も聴くようなものはまだ少ないのですがこの作品はその数少ない中の一つです。

カルテット:ソニー・ロリンズ(ts)、ジム・ホール(gt)、ボブ・クランショウ(ba)、ベン・ライリーかH.T.ソーンダース(Dr)。


2009年12月21日月曜日

グレート・ギャッツビー / スコット・フィツジェラルド

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最近は暇をもてあます事が多いので本を読み始めたのですが、読書など全くといっていいほどしていなかった僕としてはこの「グレート・ギャッツビー」は少し荷が重かったようです。

例えるならJPopしか聴いてなかった人がいきなりマイルスデイビスを聴いたような、世間一般で評価が高いと言われているがその理由が全く理解できないハテナ状態になってしまいました。

つまるところは読書力のなさを露呈してしまったということなんですが。


この小説では、語り手が存在しており、語り手が強く惹かれた人物ギャッツビーに対しての出来事を回想するような形で話は進んでいきます。

語り手の隣に豪華絢爛な居を構えるいかにも上流なギャッツビー。
しかし彼にはそのステータスとはマッチしないようなどこか不思議な所が。
物語が進むにつれ、実は彼が過去の愛を貫き取り戻そうとするために成り上がった、一般的な金持ちとは全く異なる考え方をもった青年だということが分かっていきます。
しかし最後には彼のそのあくまでもひた向きな想いが悲劇に変わってしまいます。


お金によるな物質的、社会的な栄華と純粋な愛をテーマに掲げそこで苦しみ散ってゆく事の儚さみたいなものを感じれることにたぶんなっているんでしょうか。
読み終わったあとには虚無感を感じるようなそんな感じで特に感銘を受けるような事はありませんでした。


小説としては短いのですが読むのには苦労しました。
語り手視点があるため、情景描写が非常に多くなっています。

しかもその日本語訳が原文の表現を大事にしたのでしょうか、日本語では不自然な言い回しだったりで頭に入って来ず5行くらいの描写部分を読み終えた後はなんか英文を読んだような気持ちになってしまいました。
ですがこの部分が一つのこの作品の優れている所らしいです。
全く理解できませんでした。
というよりは私の読解力、イメージ力がおそろしく低いだけだったんでしょう。

そういった事で読んでいて引き込まれていくような事もなくかんばって読んだみたいな印象しか残っていません。

今度は現文かまたは村上春樹さんの訳版を読んでみたいですね。
名作だといわれているからには万人に伝わる「なにか」がないはずなないです。


マイルスだって良さがわかって自ら好んで聴けるようになるにはたいぶ時間がかかりました。
読書にも修行が必要だということですね。


2009年12月19日土曜日

Sleeps With Angels / Neil Young

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Neil Young1994年のこのアルバムはちょっとしたものです。

彼はこれまでに数多くの作品を出していますが、本作は曲やサウンドといった表面的な要素以外で何かを感じ取ってしまうような非常に特殊なアルバムです。

「今宵その夜/Tonight's The Night」というアルバムに近い雰囲気を感じられるのですが、実際双方とも作成の前後かに彼に関係のある人が亡くなっているという共通点があるようです。

近作の場合は、ニルヴァーナのカートコバーンの自殺なのですが、このショッキングな事件がニールヤングの内面に暗い影を落としていて、どこからも(疾走系の曲からさえも)悲しみが滲み出てるように聞こえてしまします。
かといって悲しみに暮れるばかりではなく無理に茶化すようにしている部分が感じられるあたりも彼らしいですが。

作中に「Change your Mind」という曲があるのですが、これはニールヤングに興味がある人なら聴く価値大です。

彼はちょこちょこ長めの曲を作っていますが、その中でもこれほど引き込まれるように聴き入ってしまう曲は他にありません。これほど彼の声が優しく純粋に耳に入ってくることもありません。

90年代には「Ragged Glory」、「Harvest Moon」という全く性格の異なった名盤がありますが、忘れられがちな本作品もまた全く別性格で、そしてそれらに勝るとも劣らない作品です。

2009年12月18日金曜日

イントゥ・ザ・ワイルド

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原題 "Into The Wild" 2008年

アカデミー賞2部門ノミネートのショーン・ペン監督作品です。
脚本もショーン・ペンが書いたとのこと。
多才な人が多くて困りますね。凡人は。

実話を基に書かれた小説の映画化です。

物質主義な世の中、資本主義に違和感を感じ、本当の自由を探しに、自分の持ち物を捨て、これまで知り合った人たち、両親兄弟までにも連絡せず、アラスカに旅立つ青年を描いた映画です。
旅の途中で色々な人たちと出会い、その中で絆が生まれ、それでも一人、アラスカにたどり着きます。
なぜ、人は生きているのか。を伝えたい作品だと思いました。

アラスカにたどり着き、古いバスを見つけ、その中で生活を始めます。
そこで彼が見つけた真理は何だったのか、是非観ていただきたい作品です。

普段、「一人の時間が好きだ」といった友達がいましたが、彼は「一人でいて辛いのは不幸なことがあったときじゃなくて、幸せなことがあったときだ」と言っていました。
この映画を観て、そのことを思い出しました。

Into the Wild - Trailer


2009年12月17日木曜日

Who is This Bitch,Anyway / Marlena Shaw

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1974年にレコーディングされたアルバムです。
JazzVocalにカテゴライズされていますが、どうなんでしょう。
今でいうブラック・コンテンポラリーです。

60年代から活躍しているボーカリストです。
1942年に生まれ、10歳にして既に舞台で歌っており、68年から70年までカウント・ベイシー・オーケストラの専属歌手だったようです。
少しハスキーで綺麗な声は正にJazz、ブラック・コンテンポラリーにぴったりです。
Roberta Flackの「Feel Like Makin' Love」のカバーは、最近ではD'angeloにもカバーされています。
D'angeloも凄く良かったんですが、マレーナのボーカルを聴いてしまうと、こちらのほうがはまってますね。
とても気持ちよく、静かに聴けるアルバムです。

Marlena Shaw - "Feel like making love"

Marlena Shaw - You


Marlena Shaw - Loving You Was Like A Party


2009年12月16日水曜日

Get Used To It / The Brand New Heavies

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AcidJazzの代名詞でしょうか。
違いますか。
僕はAcidJazzの中でもブラン・ニュー・ヘヴィーズはそれぐらい好きなバンドなんです。
このバンドを知ったときは本当にイギリスのクラブに憧れました。
こんな曲クラブで演奏するなんて、カッコよすぎますね。
そんな中でも、ダンスの要素を少し抑え気味の「Get Used To It」。
ちょっとがっかりした人も多いのではないでしょうか。
でも、もう一度よく聴いてください。
今までのアルバムの中でもR&B色強くなっていると思いませんか?
ブラン・ニュー・ヘヴィーズがR&Bのアルバム出したんですよ。
AcidJazzからはちょっと遠ざかったかもしれませんが。
全然R&Bじゃない?
ブラン・ニュー・ヘヴィーズがR&Bやってるんですよ。
そんな気持ちで聴いてください。
かなり良いアルバムに聴こえてきませんか?
それでも我慢できないですか。そうですか。
「Let's Do It Again」があるじゃないですか。
「All Fired Up」もあるじゃないですか。
名盤ですよ。本当に。。

I Don\'t Know Why (I Love You) by The Brand New Heavies

The Brand New Heavies - Let's Do It Again


Brand New Heavies - All Fired Up

2009年12月15日火曜日

Rock'n Soul Part1 / Daryl Hall & John Oates

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ホール&オーツのベストアルバムです。
「Rich Girl」と「Private Eyes」がどうしても聴きたかったんです。
それがどうでしょう。なかなか他の曲も良いですね。
ブルー・アイド・ソウルでは、ボビー・コールドウェルが好きですが、ホール&オーツも良いです。
Soulと白人Popsを組み合わせると非常に聴きやすい。
シンセの音が80年代、バリバリ入ってます。
そこがちょっと悪い意味で古臭い感じもしますが、曲は良いです。
「I Can't Go for That (No Can Do)」はホール&オーツだとは知らなかったです。
どれも良く聴く曲で、70年代、80年代とヒット曲が多いのは流石です。
今では、ブラックミュージックにもフューチャーされることもあり、それで聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。

Hall and Oates - Private Eyes


Hall & Oates - Rich Girl (1977)


Hall & Oates-Sara Smile


Hall&Oates-I Can't Go for That (No Can Do)


2009年12月14日月曜日

Color Me Free! / Joss Stone

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2009年発売のジョス・ストーンの4thアルバムです。
イギリスの人なんですね。知りませんでした。
17歳でデビューしたR&Bのシンガーソングライターです。

Wikipediaによると『世界一セクシーなベジタリアンリスト』に選出されているとか。
んー。セクシーですかね。
そこらへんは置いといて、音楽はすごく良いです。
オールドクラシックなR&Bです。
白人ながら声もなかなかソウルフルで魅力的ですね。
3曲目「Parallel Lines」はJeffBeckがフューチャリングしてます。
6曲目「Big Ol'Game」ではTony! Toni! Tone!のラファエル・サディークが参加してます。
7曲目「Governmentalist」はNasも参加。
R&Bと聞いて期待する音楽は人それぞれだと思いますが、クラシック系が好きなら最近のR&Bでヒットしている曲を聴くよりしっくりくるんじゃないかと思います。
特にアルバム後半がすばらしいですね。
彼女のR&B好きが良く伝わってくるアルバムです。

Parallel Lines


JOSS STONE - You got the love


I Believe My Soul-Joss Stone and David Sanborn


2009年12月13日日曜日

Skull & Bones / Cypress Hill

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2000年に発売した2枚組の5thアルバムです。
メキシコ系2世のB-Real、キューバ出身のSen Dogg、イタリア系のDJ Muggs、ドラムのWillie Boboの4人グループのサイプレス・ヒル。
B-Real、Sen Doggは本物のギャングだったそうです。

1枚目「Skull」は、今まで通りのサイプレスらしいRapのアルバムです。
B-Realの高く訛りまくったRapが軸になっています。
特記すべきは2枚目の「Bones」です。
へヴィロックとラップミュージックのミクスチャーですが、ロックの出来もすばらしい。
そこらへんのへヴィロックのアルバムを聴くよりも全然良い質になっています。
へヴィメタルバンド"Fear Factory"のギター[ディーノ・カザレス]とベース[クリスチャン・オールド・ウォルバース]も参加しており、非常に重くサイプレスらしい、攻撃的なアルバムになっています。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやリンキン・パークなどで満足出来なかった人も、きっと満足できると思います。

Cypress Hill valley of chrome


Cypress Hill get out of my head


Cypress Hill dust


2009年12月11日金曜日

Outnumbered

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英国BBC放送のOutnumberedというシットコムです。

そもそも英語のリスニング練習目的で観始めたのですが、気付いたらハマってしまい何度も見てしまいました。

めちゃくちゃ笑えるというわけではないのですが、ほのぼのしつつ少しぶっ飛んでいる所があって日曜6時からのちびまる子ちゃんの枠あたりにあってもよさそうな感じです。

僕は台詞も所々暗記してしまったくらいで、非常に楽しみながら結果的に当初の目的も達成できたので英語の勉強をしたい方には是非オススメしたい作品です。


話は三人の子供に手を焼く両親の奮闘を描く、というよくあるタイプのファミリードラマなのですが、なにしろ子役の子達が本当にこう何と言うんでしょうか、不思議な魅力を持っていて見ているうちにどんどん愛着が湧いていきます。


例えば一番下の子カレンはいつも気怠いしゃべり方で大人がどもってしまいそうな困った質問をします。
この子はかしこい子なんですが愛想が悪くて少し冷めている部分があって、そんな所が逆に愛らしく感じてしまいます。

真ん中の子ベンは嘘をつく事がまるでDNAに組み込まれているかのようにバレるバレない関係なしに平気で嘘をつきます。唯我独尊気持ち良いくらいにわがままです。
客観的に見ているからでしょうか、手に余る子ほどかわいいなんてついつい親になったような気持ちになってしまいます。


見ていて特に感じた事は子役のアイデアのすごさです。
想像もできないようなことを次々としゃべります。

後で調べて分かった事なのですが、子役はストーリーのラインが与えられているくらいで半分はアドリブだそうです。

どうりで、と納得がいきました。

こうアイデアはすごいのですが現実的であったり急に子供じみたりと発想が自由で突拍子がないんです。
きっと監督がこういう手法を使ったのも、ドラマ用に大人が作ったシナリオに縛られる事のない等身大の現代の子供を捉えたリアルな家庭事情を撮りたかったのではないでしょうか。
その部分が他のシットコムと比べてのこの作品の一番の違いだと思います。


残念ながらこちらは日本では未放送、日本版DVDもありませんので見る方法はAmazon.co.ukでDVD購入するより他はありません。
以前Amazon.Ukでの買い物の仕方を紹介しましたので良ければそちらをご参考ください。




カレン:シラミをペットにできるでしょ。だって大きくないもん。
母:ダメよ。 カレン:一匹だけ。
母:ペットとしてはどうかしら、一緒に遊べないでしょ。
カレン:スパイごっこはできるよ。
母:でもしゃべれないじゃない。 カレン:シラミ語でしゃべるよ。
母:どんな事を言うの? カレン:なんか小っちゃいこと。
母:なんか小っちゃいこと?  うー気持ち悪い。飼っちゃだめよ。

母:今はペットはよしましょう。
カレン:キリンは?お外で飼えるよ。 母:ちょっと大っきすぎない?
カレン:じゃあライオンは?  母:危ないわ。
カレン:パフィン(鳥)は?  母:(笑)...


2009年12月10日木曜日

Youtubeからこんにちは、

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Youtubeからのネタなんですが、最近は色々面白い事があるみたいです。

まずは、こちらです。



Journeyから「After All These Years」という曲なんですがヴォーカルに注目してください。

アジア系の顔で少しバンドとはヴィジュアル的にミスマッチしてる感じがありますが、まぁ歌は歴代のヴォーカルと似たタイプであまり違和感は感じません。

この人フィリピンの方らしいのですがなんとYoutubeから発掘されたらしいです。


次はこちらです。



こちらは、現在ツアーをしてるYesなのですが、こちらのヴォーカルもYoutube経由で目に留まったそうです。

それにしてもオリジナルのヴォーカルであるジョン・アンダーソンにそっくりです。
ちょっと気持ち悪いのでベースのクリス・スクワイヤ(似たような声をしているので)に歌わせればなんて思ってしまいます。


最後におまけです。



韓国人のSungha Jungという子なんですがもう何年も前から注目されていて、今や世界中で知られています。
これまでに色々なアーティストと共演したり絶賛のコメントをもらっているようです。

確かに上手いです。
ですが僕としては、誰が編曲をしているのかが気になります。
それとこの各ジャンルから無難な有名曲を選んでるのも。
本人の趣味は反映しているんでしょうか?そんなわけないですね。
おそらく彼の父親がそこら辺を仕切っているんでしょうがちょっと媚を売っている感じが強いですね。

フィンガースタイルでプロのギタリストになりたいらしく確かどこか海外の音楽学校に留学するかもうしているらしいです。



幾つか紹介させて頂きましたがYoutubeから有名になるなんてのがこれからも増えていくんでしょうか?
スティーブン・タイラー脱退の噂が流れているAerosmithや再結成ツアーがロバート・プラントの拒否で実現しそうにないLed Zeppelinなんかがこの方法をとったら泣きますよ。勘弁してください。

夜と霧

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原題 ”Nuit et brouillard”1955年

ナチスドイツによるホロコーストを写したドキュメンタリー映画です。
32分と非常に短い映画ですが、インパクトは普通の映画以上に残ります。
ドキュメンタリー映画なので、実際の現場の写真や動画を使用しています。

この映画は、「ナチス」や「ジュール」(ユダヤ)などの言葉が出てきません。
対象は、もちろんそれなのですが。
おそらく、「その時にただ起こったこととして捉えて欲しくない」という、監督の願いがあるのでしょう。
人間は残酷ですね。

「上からの命令には背けない」

もちろん「シンドラーのリスト」のようなこともあったのでしょうけれど、大多数の人は恐怖に支配されてそれを行ったと思うと本当に恐いです。

相当ショッキングな映像が流れます。やはり作り物の映画とは違います。
この辺りに弱い人は観ない方が良いと思います。
別物のようですが同じような本も出版されているようなので、そちらの方が良いかもしれません。

2009年12月9日水曜日

The Heat / Toni Braxton

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2000年に発売されたトニー・ブラクストンのサード・アルバムです。
Babyfaceの全面プロデュースを抜け、セルフプロデュースしたアルバムということで、このアルバムはトニーの目指すR&Bに仕上がっているのではないかと思います。
全体的に大人な仕上がりになりつつ、カッコいい。
トニーの声もまた特徴的で、太いのですが綺麗です。
父がオペラをやってたことも理解できます。血筋ですかね。

「He wasn't man enough」のPVは当時見まくりました。


しかし、このアルバムの発売直前に自己破産してるとは。
Wekipedia参照
その後も色々あったんですね。
Mint Conditionのキーボードの人と結婚したのも知らなかった。

Toni Braxton - Spanish Guitar
(関係ないですがChannel Vが懐かしい。Channel Vのアーシャがまた見たい。。。)


Toni Braxton - Just Be A Man About It




2009年12月8日火曜日

この道は母へとつづく

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原題 ”ITALIANETZ”2005年

ロシアで制作された実話を基にした映画です。
映画のタイトル通り、「母を訪ねて3千里」のロシア版です。

孤児院に預けられている6歳の少年ワーニャは、イタリア人夫妻のもとに養子に行くことが決まりますが、自分が養子に出て孤児院から離れることで、母が自分を探せなくなるのではないかと思い、自分で母親を探す旅に出ます。

ストーリーを見ると、とても悲しく辛そうな印象を受けますが、実はそんな部分ばかりではないのがこの映画の面白いところです。
当然、辛い場面も多いですが・・・。
主人公のワーニャが強いんです。精神的に。そしてとても頭が良いですね。
映画を観ていて、母親を本当に探し当てることが出来るのか不安にもなりますが、ワーニャを見ていると何故かたどり着ける気がしてしまいます。
ワーニャの信念の強さがそう信じさせてくれるのかもしれません。

ワーニャの養子縁組を決めた孤児院の経営者や斡旋業者はお金が絡んでいるので、必死になってワーニャを探します。
この辺りは、ロシアでは実際にありそうで怖いですね。
途中、不良青年と絡むシーンでは、「俺たちは子供は売らねー」と普通に言っていましたし。

無理に観客を悲しませようとか、感動させようとかそういう過剰な演出がないだけに、現実に起こっていることを見せられてる感があります。
心理描写が少なく、起こっていくことを淡々と観せられる映画ですが、冷たい現実のなかに温かいものを感じさせてくれる映画でした。

「この道は母へとつづく」予告編


2009年12月7日月曜日

Distorted Lullabies / Ours

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このバンドとの出会いには少し変わった経緯があります。

ロックが好きなスペイン人にイギリスで教えてもらいました。
ちなみにバンドはアメリカのバンドです。

たしかその時メタリカかツェッペリンのTシャツ着ていて、日本の青瓢箪がそんなものを着ていた事にえらく興味をもったようで話しかけられました。

彼はオルタナ系が好きで(なぜかスペイン人はパール・ジャムが好きな人が多いです)僕としてはあまり造詣が深いジャンルではなかったのですが、音楽の事を話すのは大歓迎だったのですぐ仲良くなりました。

前田健と24のトニー・アルメイダを合わせたような印象深い顔をした彼からは他にも
サングリアというスペインのドリンクを教わったことも付け加えときましょう。
その後しばらくハマったので。


話しを音楽に戻しますと、今作は彼らの1stアルバムでプロデュースはU2の初期作でも有名なスティーブ・リリーホワイトを起用しています。
この影響は大きく、つい先日まで今作と2ndの発売順が逆だと思っていました。
2ndの良い意味で粗野ともいえるバンドサウンドより1stの方が何というか音が全然洗練されていたからです。

このバンドは日本人のステレオタイプ的な考え方からすると非常にブリティッシュな音をしています。

内省的でいて妖しく、雲に包まれているようなイメージが全体につきまとっている感じがします。こういう陰のイメージが漂う音楽が頭にイギリスを思わせるっていうのは結構他の方も意見が一致すると思います。

すごいと思ったのがヴォーカルで本当にうまいです。
憂いを帯びた声で繊細に歌い上げたり時折ヒステリックにシャウトしたりと、他にもそういうヴォーカリストはいるのでしょうが、何か伝わってくるものがあり、ヴォーカルの人となりをイメージさせるのです。

こうなにかそこそこ学歴はあって、人付き合いが下手と言うわけではないんだけれど何事にもいつも一歩距離が隔ててあって自分の領域がある。そこからレンズ越しに世界をみてるみたいな。


こういう何か独自のスタイルがある音楽や人には非常に魅力を感じます。
一部レビューなどを見ると誰々に似てるとか言ってる人はいますが、ちゃんと聴けばただの真似事じゃないことは簡単に分かると思います。

これを聴くといつもスペイン人を思い出します。
ジャケットが思い浮かんで赤い色がサングリアを想起させるんです。


なんにせよ日本盤もどうやら出てないようなのでもっと知られて欲しいバンドです。
ロッキンオンなんかで紹介すれば間違いなく売れると思います。
Museなんかが好きな人にはオススメできます。



次の曲はヴォーカルとして参加した曲です。
ギターはQueenのブライアン・メイで曲を作ったのはAlain Johannes and Natasha Shneiderという人達です(作詞にはクリス・コーネルのクレジットもあります!)。
Alain Johannesという人はジョシュ・オムと仲が良いみたいで、先日紹介したThem Crooked Vulturesにレコーディングで参加しギターとしてツアーでサポートメンバーもやっているそうです。


ヴィーナス

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原題 ”Venus” 2006年

2006年に公開されたイギリスの映画です。

以下、ウィキペディア抜粋

ストーリー

年老いた俳優のモーリスは旧友のイアンと会い、彼の姪の娘ジェシーが彼のアパートにやって来ることを知る。ジェシーと出会ったモーリスは、彼女を様々な場所へ連れ出す。モーリスは、ジェシーと会うことで自らの心が変化していくことに気付く。

過去に多くの女性と恋をした、年老いて今はあまり仕事のないベテラン俳優が、親友の姪に恋をしてしまう話です。
淡々としていますが、とてもリアリティを感じることのできる映画だと思います。
僕は、おそらく生きがいをテーマにした作品なんだと思いました。
主人公のモーリスの生きがいは恋だったんですね。
若い女性に恋をすることによって、プライドや情熱を取り戻していったように思います。
モーリスとジェシーの恋愛模様を、ときにはコメディータッチで描いて、派手さはないですが、彼らの恋愛が果たしてどうなるのか、是非ラストまで観ていただきたい映画です。
僕自身は、良い終わり方だったと思います。

Venus. Trailer




2009年12月6日日曜日

Inner Child / Shanice

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1991年のアルバムです。
90年代初め頃にR&Bを聴いていた人なら知らない人はいないでしょう。

ラジオでもよくかかっていました。
2曲目の「I Love Your Smile」、名曲ですね。
ナラダさん作曲です。

音は良くも悪くも90年代です。
最近の曲とは全く別のものですが、今でも十分聴けますね。

1973年、ピッツバーグ生まれ。
このアルバム後にグラミー、R&B女性ボーカル賞を受賞しています。
9歳でケンタッキーフライドチキンのCMに出演し、11歳でデビュー。
1991年にモータウンレコードと契約して、このアルバムで大ヒットしました。

日本でも稀にTVなどでも流れるので、聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。

Shanice - I Love Your Smile



Shanice - I'm Crying



「Loving you 」 SHANICE
(ミニー・リパートンの「Lovin' You」のカヴァー)


2009年12月5日土曜日

Ian Hunter / All American Alien boy

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私の中ではイギリスのロックンロールバンドというと真っ先に思い浮かぶのがストーンズかMott The Hoopleです。

そのMott the Hoopleの中心人物であったイアン・ハンターは、いわゆるグラムロックで一時代を築いた人物として語られるだけでは惜しいほど才能あふれる人だと思います。


こちらのアルバムは1976年リリースでソロとしては2枚目のアルバムです。
全曲彼による作詞作曲で、プロデュースまで行っておりそんな彼のロックンロールではない一面がすごく分かる作品です。


彼はこのアルバムの制作前にアメリカに移っており、彼自身の生活の変化が影響を与えたのでしょうか、バラード系が半分以上で、他の曲もミドルテンポとMott時代のような勢いはなくなっています。
ですがその分一曲一曲のメロディが非常に丁寧で叙情的です。

また、バンドメンバーにはサックスのデイヴィット・サンボーンやベースにジャコ・パストリアスとジャズ、フュージョン界からのゲスト参加、盟友ミック・ロンソンが不参加と新天地での活動による大きな変化があり、それがまたこのアルバムの雰囲気をMott時代には感じられなかった落ち着いたものにしています。



イギリスという国は、どの時代も良質なロックバンドを輩出してきましたが、ソロとして世界的に成功したアメリカでいうボブ・ディランに代わるような存在がいないように思います。
そんな中私の隠れ対抗馬が彼イアン・ハンターです。


先日Mott The Hoopleとして再結成ライブをイギリスにて行ったようなので、この機会に是非来日して生でその姿を拝みたいものです。



なんとQueenがコーラスで参加しています。

Live / Erykah Badu

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1997年発売のライブアルバムです。
先発のアルバム「バドゥイズム」のライブ版です。

ネオ・ソウルの代表的な歌手です。Erykahはその中でもJazzの影響が強いでしょうか。
全体的にゆったりとしていて、官能的な曲が多いです。
彼女の声は特徴的で、一度聴いたことのある人なら知らない曲を聴いても、Erykahだと気づくと思います。
その特徴的な声は、ハスキーで力のある、聴いていて心地よくなる音です。

「バドゥイズム」も良かったですが、どちらかと言えばこの「Live」をお勧めします。
スタジオ録音には無い、バンドの音はErykahの声にあってますね。


Erykah Badu - On & on


Erykah Badu "Ye Yo" (live)


Erykah Badu - Tyrone (Live)



Erykah Badu - Next Lifetime



2009年12月4日金曜日

消されたヘッドライン

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原題 "State of Play"(2009)

イギリスBBCのドラマをハリウッドでリメイクした作品です。
ドラマは観たことありませんが、新聞記者カル(ラッセル・クロウ)の旧友、コリンズ議員(ベン・アフレック)の秘書が列車事故を起こしたことがきっかけで、不倫関係が報道されてしまい、カルに助けを求めます。
カルは、取材中の殺人事件と列車事故の関連を見つけ、大きな陰謀が隠されていることに気づきます。

話の流れは、サスペンス映画ではよくある感じでしょうか。
しかし、この映画は途中で飽きることなく観れました。約2時間、緊張感のある映画です。
おそらく多くの人が、サスペンス的な要素を期待して映画を観る、または観たと思います。
この部分だけを注目して観てしまうと、おそらくラストで「え!?」っと悪い意味での驚きしか待っていません。

もう一つ注目して観ていただきたいのは、カルとコリンズの旧友としての関係です。
過去の事でコリンズに対して罪悪感を持っているカルは、コリンズに償う意味を含めて、取材に没頭していったように思えました。

宣伝の仕方が不味いですよね。大きな陰謀の渦に巻き込まれるみたいな。
それだけだと、どうしてもそこに主眼を置いて観てしまうと思います。
確かにそこがストーリーの軸になっているのですが、それだけでは2時間勿体無いです。

ここの辺りのラッセル・クロウとベン・アフレックの演技が良かったです。
カルとコリンズの過去を聞いてしまったカルの補佐をしていたデラの軽蔑の目が忘れられません。
この、謎解き+友人関係で、面白い映画になっていると思います。

2009年12月3日木曜日

Ecstasy's Dance: The Best of Narada Michael Walden / Narada Michael Walden(ナラダ・マイケル・ウォルデン)

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1996年に発売されたナラダの主にダンスミュージックを集めたベストアルバムです。
アルバムの前半3曲はフュージョン、その後の2曲はSoul、その後は70年代後半から80年代のR&Bと言うべきか、ディスコサウンドです。

元々ジャズ・フュージョン系のドラマーだったらしく、ジェフ・ベックのアルバムにも参加してたそうです。
Wikipedia参照

その後、自身の音楽活動とプロデュース業をしていたようですね。
なんとなく、プロデュース業のほうが知名度が高そうですが、ディスコミュージック好きには外せないであろう、「I shoulda loved ya」が収録されています。

僕はこの曲目当てで買ったわけですが、前半のフュージョンも非常に聴きやすく、ファーストアルバム「Garden Of Love Light」も欲しくなり、「I shoulda loved ya」と「Tonight I'm alrght」が収録されている「The Dance Of Life」も欲しくなった次第です。

80年代のディスコサウンドの電子音はあまり好きではなかったんですが、「Divine Emotions」は良いですね。
年代をきちんと追って収録しているので、ナラダの時代における移り変わりがはっきりと分かるアルバムでした。

ディスコサウンド、ダンスミュージック、ニュー・ジャック・スウィング好きには、確実にお勧めのアルバムです。

Narada Michael Walden - I Shoulda Loved Ya


Tonight I'm Allright - De Vinilo Concepción Chile
(どこかのバンドがカバーしています。探したけどyoutubeにはオリジナル見つけられませんでした)


Narada Michael Walden - Divine Emotions


Them Crooked Vultures / Them Crooked Vultures

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最近発売したばかりの新作です。
果たしてThem Crooked Vulturesとは?

彼らはロック界名うてのツワモノ達が結成したプロジェクトグループです。
音楽的にというかアイデア的には、どちらかというとあまりメジャー志向ではないタイプのバンドだと思いますが非常にカッコいいです。
ロックしてます。

メンバーは、Queen of The Stone Ageのブレインというより彼の存在自体がバンドのジョシュ・オム(Gt,Vo)と元Nirvanaドラムで現Foo Fightersデイヴ・グロール(Dr)、そして御大ジョン・ポール・ジョーンズ(B,Key)もちろんLed Zeppelinから、と超豪華メンツです。


このメンツではジョン・ポール・ジョーンズが少し浮いている感じがしますが、なんでもFoo Fightersのアルバムに彼が参加をしたのをきっかけにデイヴ・グロールとの交流が始まったそうです。
それがジョシュ・オムという超個性的なロッカーと結びついたのですからロック界も何が起こるかわかりません。


肝心の音楽なんですが、ジョシュ・オムに音楽的な主導権があるの曲が多いのでいわゆるQueen of The Stone Age系オルタナです。
おそらくバンド自体は民主的な感じで「音を合わせたら曲ができました」という感じなのでしょうが、なにしろジョシュ・オムは非常にアクが強いタイプのミュージシャンなのでその部分がどうしても他の要素に勝ってしまっています。

ただじっくり音を聴いていると色々面白い発見がありましたし、なによりバンドとしては非常にタイトでいい音を出しています。

"Elephant"はイントロのリフワークと走るとジョン・ボーナム風に聞こえるドラムが後期ツェッペリンを彷彿とさせますし、"Warsaw~"ではベーシストとしてのジョーンジー、"Bandoliers"やその他随所でフィジカルグラフィティのような東洋風のキーボードが聴けます。
ジョシュ・オムは全編に渡ってギターワークがキレてますし、デイヴ・グロールは久々の専任ドラマーとして暴れてます。ビースト系ですし、ホントにいいドラムを叩いています。


一つ感じたのがジョーンズが仕事をすると後期ツェッペリンになるという事です。
さらに言うと今回はドラムもボーナムのような音を出していたのでそれも相まってかもしれません。
つまり後期ツェッペリンは色んな要素を取り込み、模索していった中で、ジョーンジーの音における貢献度がボーナムのと共に非常に高かったのではないでしょうか。

もともとジョン・ポール・ジョーンズはツェッペリン以外では目立つ活動をするタイプではないのでなんというかこういう反骨的な要素のある攻めのバンドという形でまたメインストリームに出てきたというのは嬉しい限りです。



2009年12月2日水曜日

The Diary of Alicia Keys / Alicia Keys

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2003年発売のAlicia Keysのセカンド・アルバムです。
セールス的に紹介するまでも無いと思うんですが、好きなんです。音楽も外見も。

アルバム全曲捨て曲はありませんが、特に好きな曲は

5曲目、You Don't Know My Name



ProduceでKanye Westが参加してますね。プロモにはMosDefが。
Taana GardnerのHeartbeatのベースラインを使ってるとのこと。確かに・・・。
Heartbeatも名曲です。


6曲目、If I Ain't Got You


折角なので、ライブでお届け。

7曲目、Diary


写真でお届け。
この曲には、Tony! Toni! Tone!も参加してますね。

2001年のデビューアルバムから色々受賞しまくってますし、ここであれやこれや言っても足しにもならないんですけどね。
Aliciaの天才振りを紹介したいと思います。

Wikipedia Alicia Keys 抜粋

4歳の時に『コズビー・ショー』でテレビ出演した。16歳で高校を卒業し、コロンビア大学に入学するが音楽活動に専念するために中退。

おかしいですね。
16歳で高校を卒業?コロンビア大学ってきっと良いところですよね?

7歳からピアノをはじめ、ベートーヴェン、モーツァルトやショパンといったクラシックからジャズまで幅広く音楽を学ぶ。14歳の時、デビューアルバムにも収録されている楽曲「バタフライズ(Butterlyz)」を作曲。

これは、英才教育ですね。

アリシアのデビューアルバム『ソングス・イン・Aマイナー』は世界中で1200万枚を売り上げ、・・・彼女は2001年で最も売れている新人歌手と最も売れているR&B歌手になった。アルバムは2002年のグラミー賞新人賞、最優秀楽曲賞を含む5部門をもたらした。

売れたし評価もされて。

2007年には『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』で映画デビューし、『私がクマにキレた理由』にも出演。

スモーキン・エース面白かったです。Alicia良かったです。はい。

多才ですね。それでいて綺麗なんですから。
もう、何も言えないですね。。。

Alicia Keys and Jamie Foxx - Georgia On My Mind Live Grammy
アルバムには入っていないですが超お勧め



2009年12月1日火曜日

Gene Clark (White Light) / Gene Clark

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ジェシ・エド・デイビスプロデュースのジーン・クラーク実質的に初ソロアルバム「Gene Clark」1971年。

The Byrdsとしての方が有名かもしれませんが、この作品はバーズからは明らかに脱却して彼本人のシンガーソングライターとしての才能が十分に発揮された作品だと思います。

CSN&Y周辺好きには是非聴いてほしい作品です。


ボブ・ディランにも賞賛されたらしいのですが、特に曲の出来が素晴らしいです。
フラワームーブメント後で、なにか一種の喪失感に覆われていた雰囲気を内包しているバーズ時代にはあまり見られなかったシンプルだけど影を持つ曲たちはどれも説得力があります。

The Bandの名曲「Tears of Rage」をカバーしているのですが、秀逸です。
初めて聴いたときは身震いしてしまいました。


こちらは現在輸入版で未発表音源を含む5曲のボーナストラック入りなのですが、その中には「Stand By Me」のカバーも入っています。
他の曲もオリジナルに収録の曲並みのいい曲揃いです。


本作は当初「White Light」とされる予定だったらしいのですが、なぜかレコードをプレスした跡に印刷されてなかったらしく結局「Gene Clark」がアルバム名ということに収まったらしいです。

ひそかにジャケットもお気に入りの一枚です。



3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of... / Arrested Development(アレステッド・ディベロップメント)

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1992年発売のHIP・HOP、RAPのアルバムです。
実はこのアルバムしか持っていないんですけどね。
この他に、Arrested Developmentでアルバムが出ていることすら知らなかったです。
Amazonで検索したら、この後に2枚も出してたんですね。
解散して、Speechがソロでしか活動してないのかと思ってました。

当時の僕はHIPHOPと言ったらギャングスタ。
ギャングスタ以外にRAPってあるの?って具合でした。
ですから、Arrested Developmentを聴いたときは新鮮でした。物凄く。

「なんて平和なRAPなんだ!」

って驚きました。
歌詞聞き取れないので、本当に平和かどうかはわかりませんが。。

そして、一緒に歌ってましたよ。
「Ah-Ah- Everyday People」って。
車の中で一人で。
当時、ラジオでもよく流れていたので、Arrested Developmentを知らなくても、聴いたことのある人は多いはず。

最近聴いてなかったんですが、ドラマの題名で思い出しました。
そして今聴いてもやっぱり良いですね。

Amazonの商品説明抜粋
残念なのは、スピーチのアイディアがネタ切れし始めたために、バンドがこのデビュー作のような高度な音楽性を長くは保てなかったことだ。本作からほんの数年でバンドは解散に至ることになる。
やはり一度解散してたのか。。。

People Everyday



Mr. Wendal



Tennessee



 

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