2010年1月3日日曜日

パンズ・ラビリンス



原題 "El laberinto del fauno" メキシコ・スペイン・アメリカ合作 2007年公開

パッケージを見て、子供向けのファンタジー映画だと思ってみてしまった人は、多分衝撃的だったと思います。
子供にも観せて良いかどうか迷うほどの映画です。
そして、色々な解釈が出来る映画で、答えもありません。

Wikipediaストーリ抜粋

スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉に引き取られて森の中にある軍の砦に住む事になる。ヴィダルは独裁政権軍でレジスタンス掃討を指揮する冷酷で残忍な男だ。彼はもうすぐ生まれる自分の息子だけを欲しがり、オフェリアの事は疎ましく思っていた。
この悲しい現実から逃れるかのように、オフェリアは妖精やおとぎ話の世界に引き込まれていくのだった。ある夜のこと、彼女の前に「妖精」が現れ、森の迷宮に導いていった。するとそこには迷宮の番人パンが待っていた。そして彼女を一目見るなり「あなたこそは地底の王国の姫君だ」と言うのであった。

戦時中に、翻弄される女の子の話です。
オフェリアが見るファンタジーな世界も、現実の戦争下の描写もグロテスクなシーンがあります。
この辺がダメな人が観てしまうとガッカリしてしまうこと間違いありません。
オフェリアが見ていたものは現実かどうかも、実はあまり関係ないのではないかと、僕は思いました。
夢(実現するかどうか分からない現実の目標でも)を見続けた人の自分の視点と、他人からの視点。
そんな風に僕には見えました。

パンズラビリンス予告


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